実現に向かってるプロセスが楽しいんだ

学生の前で話す機会が増えた。

よく「大学院と就職するの迷ってるんですが…」や、「これといったやりたいことがなくて…」といった話を聞く。

先週末のTeach for Japan×LITALICOのイベントでお話ししたことを書いておく。
これは学生だけじゃなくて、子どもたちにもいつも伝えたいと思っていること。

私は基本的に自分が幸せかどうかの判断は自分にしかできないと思っている。
他者には自分が幸せかどうかははかれない。

なので、自分で自分のことを幸せにできることが大切。
つまりそのためには、自分がどんな状況だと幸せで、どんな状況だとしんどくて、こんな人が周りにいると楽しくて、こういうことしてる時が一番ワクワクする!などを知っておく必要がある。

迷った時、悩んだ時は。

① やりたいことが何か分からない時は流されてみる。

流されてみた上で、何か直感的に違和感やワクワクを感じた時は、その小さな気づきをキャッチする。そして、どうして違和感を感じたのか?どうしてワクワクしたのか?を内省する。分析する。
かならずその奥に「わたしはこうしたい!」って理想ややりたいことが隠れているはず。
自分のこころの声を聞いたらいい。
やってみて違うなーと思ったらやめたらいい。
これを繰り返したら自分にとって本当に大切なことが何かわかるはず。

②やりたいことが明確になったらやりたいことができる環境や方法を探す。

もうこれだ!と思えるものが見つかっている人は、とにかくそれが実現できる場所や方法をひたすらさがしたらいい。
できるかできないか?を考えるんじゃなくて、「どうしたらできるか?」だけを考えたらいい。やってみてダメだったら他の方法を試したらいい。
思いを強く持ち続けてそこに向かい続けていたら必ず応援してくれる人たちがいる。

シンプルな話。

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あるお母さんにいわれたこと。

「どうせできるわけない、と諦めている大人ばかり周りにいると、それが当たり前と思ってしまう。実現できる!と信じ続けてできる方法を探してキラキラしてる大人がいる環境で育って欲しい」


どんなに無責任といわれても構わない。
私は本当に強くやりたい!と思ったらそれは実現できると思っている。あとは適切な手段を探せばいい。強い志は周りを巻き込む力を持っている。方法はいろんな人に聞いてみたらいい。これやりたいんだけど、どうしたらできるかな?って。

そのプロセスこそが楽しくてワクワクして新しい発想がどんどんうまれて、幸せだー!って思う。

わたしはそんな人でありたい。





コメント

  1. 社会を変えることができるかどうかなんて、正直わかりません。
    でも、どうせ変わらないと諦めて生きるより
    いつか変わるかもしれない可能性にかけて、自分の出来ることをやってみる
    っていう風に生きる方が100倍楽しいと思ってます。

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